市長選挙

奥州市長選挙 速報と選挙結果 2018

平成30年3月18日の任期満了によって、岩手県奥州市長選挙が2018年3月4日に実施され、投開票の結果が明らかになります。

結果判明しました。下記一覧リンクを参照下さい。

「奥州市長選2018」の投開票結果の詳細は以下でお知らせしています。
奥州市長選挙2018 投開票結果と立候補者の一覧名簿

この記事では、奥州市の今後の発展を占う、奥州市長選挙2018の当選・落選の当開票結果と立候補者の情勢についてまとめています。

【その他の地方選挙:地方選挙の開票結果速報2020年及び2018年

奥州市長選挙2018 立候補者3名の情勢と横顔

2018年3月4日に投票日(開票日も同日)を迎える奥州市長選挙には、元奥州市議で新人の佐藤洋氏、現職で3期目・3選を期す小沢昌記氏、こちらも元奥州市議で新人の佐藤邦夫氏、以上3名(いずれも無所属)が立候補しています。

今回の奥州市長選挙2018の争点、というより、重要なポイントとなるのは、『国際リニアコライダー(ILC)の誘致』への施策です。国際リニアコライダー(ILC)の誘致は、観光産業の発展や移住・定住等、地域活性化策として重要なカギ。

参考記事:奥州市議会議員選挙 投開票の結果2018 速報一覧と情勢

しかし、本件については、奥州市の「市有地の売却」をめぐり住民訴訟がなされ、仙台高裁の判決では、現状「住民側の逆転敗訴」であり上告中となっています。この影響が立候補者の情勢にいかなる影響を及ぼすかがポイントとなります。

現状の判決が市側に違法性なし(住民側の逆転敗訴)であることから、市長選挙では、現職の小沢氏がやや優勢かと思われますが、3期目(3選)が安泰であるとは言い切れません。新人・佐藤洋氏は行政マンとしてのキャリアが豊富であり、奥州市長選挙2018の大方の情勢予想としては、この2人の争いとなる味方が有力です。

佐藤 洋(さとう ひろし)氏(63歳・無所属新人)の主張とプロフィール

奥州市では『里帰り出産もできない。緊急を要する脳外科の対応も十分ではない。小児科医、産婦人科医、脳外科医を確保しなければならない』とし、この事態は奥州市の異常事態であり、今回の奥州市長選挙2018を「異常事態選挙」と位置づけています。
そして、この事態の改善(医者の確保)を約束し、市民の声を一つ一つ聞きながら頑張るとしています。

元・市健康福祉部長。履歴:市財政課長、奥州市議。早大卒。

小沢 昌記(おざわ まさき)氏(59歳・無所属現2期)の主張とプロフィール

市長在任中の2期8年間の実績として、市債残高を183億円減額、行政サービスと財政健全化を実現させたことをアピールしています。
自治と協働の街作りの土台ができあがったとし、地域振興会にこれまで以上の交付金支給の準備がある旨を公表。また、中学生の医療費支援拡大を訴えています。
財政健全化のアピールと共に、『奥州市に住んで良かった』と子供たちが心の底から思ってもらえる奥州市の建設を主張しています。

元・市議会議長、元・服地小売会社専務。履歴:水沢青年会議所理事長、旧水沢市議、奥州市議。東京経済大卒。

佐藤 邦夫(さとう くにお)氏(70歳・無所属新人)の主張とプロフィール

「百条委員会 (※注記)」が設置された現在の市政について、首長と議会の連携が取れていない状況を批判。自身が、市議時代にタブレット端末を導入するなどの議会改革を推進した経験・実績を示し、自分以外には前進する市政は作れないと強調。

合併時に掲げた理念である「均衡ある発展」「活力ある町づくり」などを実現するためにも、各自治区の権限の自由度を高める。地区住民との対話を重ねて活性化を図る。また、住みよい奥州市を作るために少子高齢化対策や医療の充実に力を注ぐ。としています。

農業に従事。履歴:旧江刺市議、奥州市議、全国マニフェスト推進地方議会議連共同代表。早大院卒。

※注記:百条委員会(ひゃくじょういいんかい)

百条委員会とは、「地方自治法第100条」に基づいて設置される「地方公共団体の事務に関する調査」を行う特別委員会のこと。関係者への聞き取り・記録の提出など、強い調査権限を持つ委員会で、これを拒否した者には罰則・罰金が科せられる。設置の目的は、通常範囲の調査や質疑応答では事実内容・関係が判明しない場合、または、疑惑を引き起こした自治体内に存在する人物に圧力を加える、などの場合が多いといわれる。

奥州市長選挙2018の当開票結果一覧(立候補者一覧及び当選者名簿)

まずは、奥州市長選挙2018の投開票に関する実施概要を確認します。

奥州市長選挙は2018年3月4日に投開票を実施

自らの投票についてはまず、投票所入場券の内容を良く確認しましょう。

【告示日】

平成30年2月25日

【期日前投票期間】

平成30年2月26日から3月3日

【投票日及び開票日】

平成30年3月4日

【投票時間】

午前7時から午後7時まで。

【投票場所】

市内84カ所。

【開票場所・時間】

即日開票。奥州市総合体育館(Zアリーナ)にて午後9時から。

【有権者数(人)】

101218人(男:48482・女:52736)

※ 平成30年2月24日現在。

【投票率(%)】

投票結果待機中。

【執行理由】

任期満了

【定数/候補者数】

1/3

詳細はこちら⇒ 奥州市公式サイト 奥州市長及び奥州市議会議員選挙の概要について

奥州市長選挙2018 投開票結果と立候補者の一覧名簿

今回、2018年3月4日投票の奥州市長選挙の「全立候補者一覧名簿」は以下のとおりです。

奥州市長選挙(2018年3月4日投票結果)
告示日:2018年2月25日
投票日:2018年3月4日
有権者数(人):100692
投票率(%):64.25
執行理由:任期満了
定数/候補者数:1/3

奥州市長選挙2018 立候補者の投開票結果 一覧名簿

奥州市長選挙(2018年3月4日投票)
【告示後:届出順|結果判明後:得票数順 にて表記】

 

no 得票数 氏名 年齢 性別 党派 新旧
1 27767 小沢 昌記
おざわ まさき
59 無所属
2 21098.819 佐藤 邦夫
さとう くにお
70 無所属
3 14785.18 佐藤 洋
さとう ひろし
63 無所属

 

奥州市議選2014の投開票の結果一覧名簿

前回2014年の市長選の投開票の結果(当選・落選)一覧は以下のとおりでした。

奥州市長選挙(2014年3月9日投票)の投開票結果

 

no 得票数 氏名 年齢 性別 党派 新旧
1 37932 小沢 昌記
おざわ まさき
55 無所属
2 29984 小野寺 孝喜
おのでら こうき
65 無所属

 

奥州市長選挙2018の当開票の結果と開票数・投票率について

奥州市長選2018の当開票結果の詳細については、投票日当日の結果を受けて随時更新致します。

また、奥州市長選挙2018の投開票の結果を受けて、真新しい事実や立候補者のその後についての情報があれば、ここでご紹介致します。